ASAKI’s blog

ASAKIのつれづれなる日記

9/5ワディラム砂漠〜砂漠に5時間放置プレーの巻

おー!


ジープツアーでシークへ


ガイドは着いてこず、一人で岩登り、うまく足場を見つけられず、もう進めないかとあきらめかけた所へ、別のガイドが現れ、遂に置くまで辿り着くと、そこにはなんと

恐竜の壁画が!!
ガイドは紀元前の物だと言っているが・・・。

その後、岩のアーチで遊び

すっかりご機嫌な私にガイドのおじさんはこう告げた。
「君をキャンプに連れて行く。その後は自由だ!はっはっは!」

その意味もよく分からず、「OK!Thank you!」
とノリで応えた私に待っていたのは、

灼熱の砂漠のキャンプにたった一人で取り残されるというかなり素敵な放置プレーでした!

人間がいない事がこんなにも退屈な事だとは・・・・。
ハエがこんなにもしつこく顔のまわりを飛ぶとは・・・・。

遠くの砂漠の山々を眺めながら、こんなことを考えました。
「山の目で見れば、人間はあまりにも早く動きすぎる」
「人間の目で見れば、ハエはあまりにも早く動きすぎる」

私の足に停まって拝むように手をこすり合わせているハエを見て、こんなことを考えました。
「山や仏像を拝む人間のようだ。」
「人間がいない世界は寂しいが、ハエはこの世界からいなくなればいい。」
「山や自然はこう考えるだろうか、自然のない世界は寂しいが、人間はこの世界からいなくなればいい。」

あまりにもハエがしつこく、日陰で寝るに眠れず、イライラが募って来たので、気晴らしに踊ってみました。
前半はその時の岩の上タップ。後半は翌朝の冷たくなった砂の上での素足タップ。

あっ、ちゃんと夜の7時に別のガイドが現れて、ご飯を作ってくれました!
よく聞かれるのは、「お前はどこから来た?」
ですが、「日本じゃ」と応えるとみんな歓迎してくれます。
そう、ヨルダン人は日本人も、日本のTOYOTAMITSUBISHIも大好きです。
勤勉な日本人が作り上げてくれた日本人像に、海外ではつくづく感謝の気持ちがわきます。

いろんな経験ができる日本に生まれたのだから、リスクが大きくてもそのチャンスを生かしたい。

5時間の砂漠放置プレーも本当はとてもありがたい。
日本ではあり得ない経験があればあるほど、このたびで得る物は大きいと分かるから。

そして放置プレーに勝るとも劣らないスペシャルな経験として、
夜はテントからベッドを引っ張り出して、満天の星と登ってくる明るすぎる月を眺めながら眠りにつきました。
あまりに素敵過ぎて、夢と現実の区別がつかないうちに寝ていました。

一生に一度は味わうべきと思える貴重な経験の連続の日でした!