生きています。
そして、旅は続いています。
この数日間、記す暇が無いくらいいろいろな事があり、そしてキラキラしていて、そしてとても満たされていました。
時間は決して後戻りせず、すべては過去に流れて行ってしまいますが、それはとても潔い風の中にいるような感覚でもあります。
文にして、写真にして、残す事、それを共有する事、あるいは振り返って過去の楽しさに耽る事。
すべて素敵な事です。
でも、全てを残さず、共有せず、忘れて行く事もまた素敵な事のように思えます。多くの人にとってとても難しい事ですが。
何をしてもどこにいても、選択に依らず、幸運という不思議に依って、私という器がこの世界にとって何かの意味を持つのかどうか確認したいのかもしれません。
時に仏頂面で、時に心からの笑顔で、自然体で、思いやりとわがままの振り子を揺らしながら、捕われ過ぎず、離し過ぎず、太陽と地球がが絶妙な距離感にいるようにありたいのかもしれません。
あたりまえを疑って、自分の感覚を解放して、生を全うしたいのかもしれません。
すべてを快く、有り難く、受け入れたいのかもしれません。
これから、タイの北の都、チェンマイに飛びます。