1/8(日)高野山2日目。
朝のお勤めで、護摩行を体験させていただく。
火は燃え盛るべき火種を探して旅をする。火種が無ければ、灰となるのみ。
奥の院で、笠と杖を奉納し、僧の声明に手を合わせる。自分とこの空間が一体になる感覚に浸る。
高野山は観光地である。
来ようと思えば誰でも来れる。
そこで、何を得るかは、その人に委ねられている。
今回私は、高野山に50年住むおばあちゃんと笑顔で世間話をしたり、元ハウスダンサーの僧やボルダリングが趣味だと言う僧と何の違和感もなく話が出来た一方、高野山真言宗の阿闍梨から、たった一人、授戒の儀を授けていただけたりもした。
気になっていた声明の歌い方の教本やCDや、精進料理の本も手に入りました。
全部が私にとっての火種になる。
私自身が誰かの火種になれば、なお嬉しい。
ASAKI