制約があるから得られる安心感。
社会という外時間に合わせて生きる人=大人
光という制約はニュートリノという光を越える奴の出現でいとも簡単に越えられた。
光を読み取る目で生きる人にとってのこの世界と、ニュートリノで読み取る目を持って生きる人が感じるこの世界は明らかに違うはずだ。
制約。ルール。人が勝手に作り上げたもの。
自然界は、人のルールなど意識しない。見る目を持たない。我々は自然界のルールを見る目を持ちながら、傲慢に自らのルールに従わせようとし、いつも調和とは逆へ進もうとする。
言葉・・・人間の間だけで交わされる傲慢の象徴。勘違いの根源。
かく言う私自身が、言葉でのみ、人に伝えられる矛盾。
疲労・・・自分の内なる時に生きるのではなく、外なる社会の時に合わせなければいけない時感じる心身の悲鳴。
生きるとは、苦しみを楽しみに変換する能力を身に付けるか、苦しみに気付かないかどちらかをもってなし得る行い。
太陽・・・何よりも輝き、誰よりも高く昇り、誰よりも低く落ち、この世界に光と闇を己の内なる時によってもたらす存在。
私たちは太陽に生かされている。
水・・・循環しつづけ、変化し続け、生命の本質を司る。生きるという事は、循環と変化の一形態でしかない。
火・・・感情のようである。人は感情の生き物である。情熱を持てるものがあれば、その時は満たされる。
満たされず消耗するだけの感情もある。
土・・・重力が安定感と安心感を与えてくれる。根付く場所。
風・・・香りと記憶を運ぶ。忘却と追憶を司る。
欲・・・欲がなければ生きていけない。転がる為の坂であり、波打つ為の磁場である。
今日を快く生きる為に、深く吸い、深く吐く。