ASAKI’s blog

ASAKIのつれづれなる日記

森との繋がり方

森付きの山小屋に住むことになって4年目。

3年間は棚田1000人達歩で棚田の整備や全国へのWSに身も心も捧げていたので、森にはほとんど入ることもなかった。

ので、今年は春夏秋の瀬戸芸と森を活かす在り方に集中して歩を進めると決めた。

瀬戸芸は振り付けも固まったし、あとは玉野市の皆様中心に熱意ある練習があれば大丈夫。

空と海と一体になれるタップが生まれる。

森は、

そう、森は『狭き門』から始めようと思っている。

森との繋がりが出来る人と、森を中心にした在り方へ。

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5/8の森の劇場こけら落とし公演はこれからの森との繋がり方を進めていく良い試金石になった。

私自身の今までの経験は持ち込まないつもりで、鳥達が森と響きあうように、水の音、風の音、木々の揺らぎと共鳴していこうと思う。








1人の宇宙

人間が生きるって事は一つの宇宙を生み出すくらい大事かもしれない。

親、家族。

みんなはきっと、そういう当たり前の関係性の宇宙にいるよね。

そこを

自然、地球。

との関係性の宇宙に置き換えてみるとわかってもらえるかもしれない。

私の宇宙は人間同志の宇宙から、人と自然との宇宙に向かっている。

意味から音へ向かっている。

音からタイミングへ向かっている。

惑星の軌道や重力みたいなものとの繋がりへ向かっている。

地球の声を、宇宙の声を聞ける在り方へ向かっている。

地球にもともとある宇宙。

宇宙にもともとある地球。

私にもともとある宇宙。

宇宙にもともとある私。

へ。

人間的な感覚で言うと

それは1人の宇宙に向かっているのかもしれない。

私たちは一つではない。

私たちは1人だ。

私たちは意味ではない。

私たちは音だ。

そういう感覚へ向かっている。

『あ』に向かっている。

高みを目指したい自分と裾野を広げたい自分

練習して、練習してこの世界の高みを目指したい自分と

だれでも気軽に参加出来るこの世界を広げたい自分が

私の中にいます。

前者は私1人でも果たせる世界。

後者は沢山の人を巻き込む世界。

私の中に2つのベクトルがあるが故の、分けられない世界。分からない世界が展開します。

巻き込んだ先の世界が高みを目指す世界に変わるのです。

巻き込まれた方はついて来れないですよね。

気軽に出来ると思って巻き込まれたのだから。

そんな気持ちを察しながらも、高みを目指す為に必要な事を伝えます。

そこからは1人1人の自由。

私もまた高みを目指しつつ、裾野を広げます。

シンプルな生き方だと思っています。

ホンモノの中で生きる

いつも死を想う。

死の瞬間に悔いのない生き方であると言える毎日であらんと。

楽しいということも大事だけど、ホンモノかどうか、ど真ん中の生き方かどうかが、私にとっては大切。

そこに本気か。

魂が宿るか。

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ホンモノの美しさに囲まれ、この世界がそのまま素晴らしいことをいつも感じる。

考えれば、私達の作り出すものは全てニセモノ。

似せているもの。なのだ。

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それでも、創造の魂はホンモノ。

魂こそが自然界から生まれたホンモノ。

形に捉われる必要はない。

魂を宿し、育て、発揮する。

そこに魂を感じる生き方を私達は地球という場で循環させている。

死んだように生きてはいけない。

魂を見、魂に聴き、魂で動く。

海も山も風も空も水も火も

言葉も行動も。

ホンモノには魂が宿る。