変な時間に目が覚めた。
実は今日は瀬戸内国際芸術祭2016オープニングアクトの日。
前日準備で神経が過敏になったせいか、21:00に眠りについた。
玉比咩神社にお参りした際に、御神体である巨岩に触れられる橋が架かっていることに気付いた。
両手でそっと岩に触れた時、心の奥の方でメッセージを受け取った。
『一緒に踊ろう』
これは私自身の言葉なのか?
巨岩の言葉なのか?
単なる妄想か?
この巨岩に触れながら既に頭の中で本番でみんなで踊るラベルのボレロが鳴り始めていた。
作品は永遠の海と永遠の波を意識して生まれた。
この巨岩も永遠を生きる仲間だと感じた。
肉体に与えられた期間は限られているが、心の奥の何かは海や岩と同じように地球を母体として永遠に在るものだと感じる。
だからそこに働きかける生き方が好きだ。
踊りも、音も心の奥底のど真ん中からが好きだ。
今日はそれをはっきりと伝えたい。
永遠への船出とは、その宣言。