表が一転して裏になる。
白が一転して黒になる。
天国が一転して地獄になる。
そのきっかけは何か。繋がりである。自分という存在である。
自分などないはずじゃなかったか?
自分を考えるなという方が無理だ。他人を思うなという方が無理だ。
正義感や、優しさは苦しみを産むだけなのか?
分別するなという方が無理だ。違いばかりが入ってくる。考え方は人それぞれだ。
しかし、
この矛盾すら飲み込む理がある。
いつか必ず終わるという理。
だから一転でも二転でも、百転でもすればいいとさえ思う。
苦行にも堕落にも意味はない。
評価も批評も意味がない。
信も不信も意味がない。
人は皆、この空の下で、この太陽のもとで繋がっているのだから。
「許せない」という感情とも、「許し委ねよう」という感情とも人は繋がっているのだから。
・・・・。
混乱はよくない。
落ち着こう。
一人静かになるのがいい。
時が鎮めてくれる。