ASAKI’s blog

ASAKIのつれづれなる日記

道を知ることと道を歩むことは違う。

 

達知(タッチ/touch)と達歩(タップ/tap)。

 

達知では響かないから、達歩する。

 

達歩は足跡を残す。

 

その足跡が轍(wadachi)を作り、

 

道(michi)が生まれる。

 

達歩は道を生み出す。

 

未知を生み出す道。

 

この道(未知/michi)を行く。

最高のパフォーマンスを自然体の中で

力まず、最高のタイミングで、最高の音を。

人生を凝縮して俯瞰すると、そういうものを求めている気がする。

私という楽器を鳴らすのが、私自身であるときもあれば、出会った誰かである場合もあるが、求めているのはそこ。

自然界に近いところに身を置くと、求めているサウンドが自然界にあるとわかる。

それは地球との共鳴。

ただ受け取れば良いもの。

音やタイミングに苦労する事はない。

器であれば良い。

なるべく空っぽの。

つまり、求める必要もない。

不求の境地。

不求を求めるぎりぎりのバランス。

セヴァンちゃん

リオでの伝説のスピーチを観て以来、ずっと会いたいと思っていたセヴァン・スズキちゃんが2児の母となって岡山に講演に来るとの事。

会場は満員。

多くの人に影響を与えていることがわかり嬉しくなる。

彼女は本物だから。

自分を信じ、自分が世界を変えることを知っている。

彼女自身もそう言っていた。

そして気候が明らかに変わっているとも言っていた。

その原因はグローバル化した経済が資源を消費し過ぎ、環境を壊しているからと力強くスピーチしていた。

大人や政治を信じてはいけなかったとも。

私たちが変えなければ、変わらなければ、地球に人間が住むことができなくなると。

私自身も山小屋にいて気候が明らかにおかしくなっているのに気がつく。

5月の頭にひぐらしが鳴くのを初めてきいた。

多くの人が、なんか変だと気がつきながら、自分に世界を変える力がないと思いこんでいる。あるいは、思いこまされている。

流れから出ることを恐れている。

自分の足で大地に立つことを恐れている。

「自分に正直に」

「チャンスは一度しかない」

セヴァンちゃんは大人になっても真っ直ぐ発言していた。

だから素晴らしい出会いに恵まれた人生だと言っていた。

私は

東京にいては駄目だと思った。

システムが固まり過ぎている。
本物のスペースがない。

チャンスを逃さず動いた。

出会いがあり、今は自然という本物の中で、毎日が豊かに流れている。

森付きの山小屋が年間1万円で借りられ、

電力のオフグリッドも実現している。

1000人達歩を通じて出会いや発信の機会をいただけた。

これからも自然と音楽を軸に豊かな未来への在り方を共有していきたい。

自分を殺してはいけない。

We must Be the change.

ど真ん中のメッセージをありがとう✨

私たちはちゃんと選択し、行動しなければいけない時代に生きている。

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森との繋がり方

森付きの山小屋に住むことになって4年目。

3年間は棚田1000人達歩で棚田の整備や全国へのWSに身も心も捧げていたので、森にはほとんど入ることもなかった。

ので、今年は春夏秋の瀬戸芸と森を活かす在り方に集中して歩を進めると決めた。

瀬戸芸は振り付けも固まったし、あとは玉野市の皆様中心に熱意ある練習があれば大丈夫。

空と海と一体になれるタップが生まれる。

森は、

そう、森は『狭き門』から始めようと思っている。

森との繋がりが出来る人と、森を中心にした在り方へ。

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5/8の森の劇場こけら落とし公演はこれからの森との繋がり方を進めていく良い試金石になった。

私自身の今までの経験は持ち込まないつもりで、鳥達が森と響きあうように、水の音、風の音、木々の揺らぎと共鳴していこうと思う。








1人の宇宙

人間が生きるって事は一つの宇宙を生み出すくらい大事かもしれない。

親、家族。

みんなはきっと、そういう当たり前の関係性の宇宙にいるよね。

そこを

自然、地球。

との関係性の宇宙に置き換えてみるとわかってもらえるかもしれない。

私の宇宙は人間同志の宇宙から、人と自然との宇宙に向かっている。

意味から音へ向かっている。

音からタイミングへ向かっている。

惑星の軌道や重力みたいなものとの繋がりへ向かっている。

地球の声を、宇宙の声を聞ける在り方へ向かっている。

地球にもともとある宇宙。

宇宙にもともとある地球。

私にもともとある宇宙。

宇宙にもともとある私。

へ。

人間的な感覚で言うと

それは1人の宇宙に向かっているのかもしれない。

私たちは一つではない。

私たちは1人だ。

私たちは意味ではない。

私たちは音だ。

そういう感覚へ向かっている。

『あ』に向かっている。